メキシコシティの中心部にある国立人類学博物館は年間に200万人が訪れるアメリカ大陸最大の博物館です。メキシコシティに宿泊される方にはおすすめの観光スポットです。
博物館のコレクションは、メキシコ全土から集められた大量の考古学および人類学的収集品から構成されています。
主なものとして、太陽の石、オルメカの巨大人頭像、水の神に捧げられたテオティワカンの記念碑的彫刻、バカル大王の墓を始めとして数多くの展示がされています。
この博物館に入ると正面に見えてくるのは、博物館の中庭の正面にそびえたつ塔から水が流れ落ちています。
こちらはこの博物館の最大の目玉。太陽の石です。アステカの暦石と呼ばれることもあります。年月日を知る機能はないので、厳密には暦ではないですが、アステカの宇宙観、時間感、歴史観をあらわす石彫の造形物です。アステカのモクテスマ2世の治世(1502年~1521年)に作られたものとされています。1790年12月17日にメキシコシティの中央広場から発掘されました。