はじめに

はじめに

メキシコ旅行を計画されている方に私が過去4回メキシコに行った際に訪れたメキシコシテイ、ならびにメキシコシティ近郊のおすすめの観光名所の歴史とその魅力を私が撮影した写真と共にご紹介させて頂きます。

メキシコへ旅行を計画していて、どこに行こうか迷っている方にアドバイスしたくて、このブログをアップしました。

皆さまがこれからメキシコシティへの旅行を計画する上で、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

これからも他にメキシコでご紹介できる場所が、出てきたら追加で写真と共にご紹介させて頂きます。

国立人類学博物館

メキシコシティの中心部にある国立人類学博物館は年間に200万人が訪れるアメリカ大陸最大の博物館です。メキシコシティに宿泊される方にはおすすめの観光スポットです。

博物館のコレクションは、メキシコ全土から集められた大量の考古学および人類学的収集品から構成されています。

主なものとして、太陽の石、オルメカの巨大人頭像、水の神に捧げられたテオティワカンの記念碑的彫刻、バカル大王の墓を始めとして数多くの展示がされています。

この博物館に入ると正面に見えてくるのは、博物館の中庭の正面にそびえたつ塔から水が流れ落ちています。

こちらはこの博物館の最大の目玉。太陽の石です。アステカの暦石と呼ばれることもあります。年月日を知る機能はないので、厳密には暦ではないですが、アステカの宇宙観、時間感、歴史観をあらわす石彫の造形物です。アステカのモクテスマ2世の治世(1502年~1521年)に作られたものとされています。1790年12月17日にメキシコシティの中央広場から発掘されました。

テオティワカンのピラミッド

世界遺産の一つであるテオティワカンはメキシコの首都メキシコシティ北東約50キロの地点、車で約1時間の場所にあり、紀元前2世紀から6世紀まで繁栄した、テオティワカン文明の中心となった巨大な宗教都市遺跡です。

ここにこの写真にあるピラミッドがあります。ピラミッドは一つではなく、ピラミッド群です。

テオティワカンのピラミッドはエジプトのピラミッドと違い、誰でも階段で頂上まで登ることがでます。

私も登りましたが、頂上からは壮大な景色をみることができます。

一枚目の写真はピラミッドの頂上から別のピラミッドを見た景色です。

メキシコシティへ行かれる方は是非、テオティワカンでこのピラミッドに登ってみて下さい。

サンタ・ブリスカ教会

1759年に建設されたバロック建築の傑作といわれる教会です。

メキシコシティからは少し離れていて、南西170km、バスで3時間の距離にあるタスコという銀の町に、この2つの塔をもつ素晴らしい教会が白い街タスコにそびえ立っています。

メキシコシティに行かれる方で1日、時間のある方は是非行かれてください。日帰りで行くことも可能です。

スペイン植民地時代、メキシコにやって来て銀鉱脈を掘りあて、タスコの大富豪になったフランス人の鉱夫、ホセ・ボルダが、「神はボルダに富を与え、ボルダは神にこれを捧ぐ」という家訓を実行して町に寄贈した、チュリゲラ様式で飾られた豪華な教会です。

この町の丘の上にはキリスト像がそびえています。

メキシコは今でも世界最大の銀の輸出国ですが、スペイン植民地時代のメキシコで、それまで不毛の地であった中央高原地帯で銀鉱脈が見つかったことから、この教会のあるタスコ以外にもグアナファト、サカテカスなど、鉱山の町が続々と誕生しました。銀の採掘で莫大な富を得た鉱山の所有者は、教会建設に資金を投入、そのためバロック調の華麗な装飾を施したコロニアル建築の建物が今も数多く残されています。


かつて銀の輸送ルートとなった、これらの町を結ぶルートは“銀の道”と呼ばれ、メキシコシティを起点に趣きあるコロニアルシティを巡る観光ルートとなっています。

メキシコの音楽隊マリアッチ

マリアッチとは、メキシコの音楽を演奏する楽団のことを指します。7名もしくは12名で構成され、バイオリン、ギター、トランペットなどの主要な楽器に加えて、フルートやアコーディオンが用いられる場合もあります。

マリアッチはメキシコの伝統曲やメキシコの地方曲を結婚式やおめでたい席で演奏します。

私がメキシコシティのレストランで食事をしていたら、この写真にある4名のマリアッチが突然、登場し、音楽を奏でてくれました。

メキシコシテイでは日本でいうなら「流し」の様なレストランを回る、マリアッチがいますがそれに偶然出くわした訳です。

いつも出会える訳ではないそうですので、私が初めてメキシコに到着した夜にたまたま入ったレストランでいきなりマリアッチに出会えたのはとてもラッキーだったのだと思います。

トルティーヤスープ

トルティーヤは、すり潰したトウモロコシの粉や小麦粉から作るメキシコ、アメリカの伝統的な薄焼きパンです。

メキシコでは主食として食べられています。

私はこのトルティーヤの沢山入ったこのスープが好きになり、メキシコへ行く度にランチはいつもこのスープとサンドイッチをとっていました。

メキシコに行かれる際は、是非、トルティーヤスープを召し上がって下さい。お勧めします。

骨付き肉コスティージャ

この写真は私がメキシコシティのレストランで頂いた骨付き肉です。

英語ではリブという骨付き肉のことをスペイン語ではコスティージャ (Costilla)といいます。

肉は「カルネ(Carne)」

カルネと言えば、たいていは牛肉を指します。

ステーキは、ビステク (Bistec)

ロース肉は、ロモ (Lomo)

一番人気は、アラチェラ、これは横隔膜で日本の焼き肉屋ではハラミと呼ばれているお肉です。

お肉の焼き方はスペイン語ではそれぞれこう言います。

レアが、ポコ(poco)

ミディアムが、メディオ( medio)

ウェルダンが、ビエン( bien)

テキーラ

メキシコへ行かれたら、是非本場のテキーラをご賞味下さい。お土産としても喜ばれるお酒です。

テキーラの原料は英語でBlue Agave(ブルーアガベ)、原産地メキシコではAgave Azul(アガベアスル)と呼ばれているアロエに近い竜舌蘭(リュウゼツラン)です。

テキーラとは、メキシコのハリスコ州、グアダラハラ市近郊のテキーラという地域に1700年代から作られている長い歴史のある地酒です。

フランス🇫🇷のシャンパーニュ地方のシャンパンやコニャック地方のコニャックと同じように、テキーラは原産地呼称が世界で認められています。

つまりメキシコ🇲🇽のテキーラでつくられなければテキーラとは呼ばれません。

私がメキシコのテキーラの売り場で教わったテキーラの正式な飲み方をご紹介します。

まず、テキーラをショットグラスに入れて、手の甲の親指と人差し指の間にライムをたらし、塩を乗せます。そしてその塩をなめた後、勢いよくテキーラのショットを一気に飲み、ライムを口に含むのが正しい飲み方だそうです。

メキシコへ行かれた際に是非、お試し下さい。